差別

この世から消し去ることができないこと、それが差別。

 

悲しいことに、あらゆる所で差別は起きてしまう。

 

今回は、「それでも夜は明ける」という映画の話をしていきた。

 

内容は黒人差別についてのもの。

 

差別・・・いや、奴隷の話だ。

 

この映画の世界では黒人は奴隷扱いとなっている。

 

奴隷は値段を付けられて、白人達に買われていく。

 

人が人を売り、買う。そこには一つのビジネスがあった。

 

驚愕、憤怒、いろんな感情が出てくる中、映画は進んでいく。

 

黒人はひたすら白人の言うことを聞いている。

 

恐ろしいことに、この話は事実をもとにして作られているということ。

 

作り話なんかじゃない、大昔に本当にあったことだ。

 

奴隷制

 

とても気分が悪くなる言葉だ。

 

しかし、俺は一つ思った。

 

人が人を買う・・・という所、牛にしたら?

 

人が牛を買う

 

食べるために、生き残るために、牛を殺して食べる。

 

その牛が人になっただけ。人は食べはしないが、雑用や面倒なことを押し付ける。

 

人も牛も所詮は動物だ。

 

地球という一つの大きな目で見れば、人間も牛もただの生き物にすぎない。

 

そう考えてしまったら人が人を買うなんて、問題になることなのか?

 

分かっている、自分でもとんでもないことを書いているのは。

 

でも、大きな目で見たら、そう思ってしまう自分もいる。

 

 

所詮は小さな人間がやること、それだけ。

 

地球がなくなったら終わり・・・。

 

 

極端すぎる話を書いたが、自分はこの映画を見てふとそう思った。

 

勿論奴隷制度なんてふざけてるしあってはならないものだとはっきり言える。

 

だが、こう、この映画を通じて

 

もっと大きなことを考えるようになってしまった。

 

差別、人間、生きるという事、地球・・・

 

非常に考えさせられる映画であった。