抜けなくなったら

どこか遠くに出かける時、あなたは誰かに出かける内容を言いますか?

 

言ってないならあなた・・・

 

 

言った方がいいです

 

これからお話しする映画「127時間」という映画は、まさに行き先を言っておけばよかった・・・ってなるような映画。

 

主人公はアクティブな性格で、すぐにどっかでかけたがる。

 

そして、行き先を誰にも告げずに行くので彼がどこにいったのかみんなわからない。

 

極端な話、出かけた先で死んだとしても気づかれるまでに時間がかかる。

 

そう、行き先を誰にも告げないと気づかれないという恐怖がある。

 

そんな恐怖も知らずに出かけた主人公は、あまり人が来ないようなグランドキャニオン的な所に出かける。

 

道が険しく、事故があったらとんでもないことになりそうな、そのような所。

 

結論から言うと、主人公はその場所でとある事故を起こしてしまう。

 

崖から落ちてしまい、腕が岩にはさまってしまったのだ。

 

最初はこれぐらいすぐ抜けるだろうと、腕を揺さぶったり、力いっぱい引き抜こうとするがびくともしない。

 

腕を引き抜くためにあれこれするが、全く抜けない。

 

さて、どうする・・・。一晩経つぞ・・・。

 

一晩経っても腕は抜けない。

 

場所は誰にも言っていない。

 

 

はっきりいって絶望的な場面だ。

 

助けも来ない、腕は抜けそうにない、人がくる気配もない、しかも崖から落ちているから中々発見されにく・・・

 

こんな全ての最悪な要素が詰まった中、主人公は腕を抜くために

 

ひたすらもがき続ける・・・。

 

結末はDVDを借りてみるのが一番です。

 

なにかの間違いでこの記事を見てネタバレさせてしまいたくないので。

 

この映画を見たら、とりあえず外出する時は誰かに言うことを心掛けるようになる。

 

あとは精神的なもので、もっと親に感謝しようとする。

 

結局、ここまで生きてこれたのって親のおかげな訳で、改めて生きることの素晴らしさ、親のありがたみを知ることができる映画でもある。